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お待たせしました。花花ルーム29回は”ガラス鉢”です。
ガラス鉢で涼しく演出!と思いきや、いつの間にやら秋になってしまいました。
でもガラスの鉢でも十分季節感が出せます。
身の回りの秋色のお花をいけてくださいね。

できあがり1
まずはこんな作品から。ちょっといい感じでしょう?

ガラス鉢ガラス鉢サイド 準備したカゴ カゴのサイドを使います
シックなガラス鉢。画像ではわかりにくいですが、金箔が入ってとても粋です。”勝沼ガラス工房がらす屋”長谷川先生作です。
この鉢は結婚式の引き出物にいただきました。大事な宝物。
濃い色の鉢でなくても、透明なガラスでも雰囲気が出ます。ブルー、ボルドー、グリーン、などなど何色でも。
使わなくなったカゴ。矢印の部分を切って、スタンド部分を外します。
カゴはあまり目が大きくなければ、どんなカゴでも大丈夫。持ち手があればそれも外しましょう。
このカゴには底板が付いていたのでそれも切り離します。この矢印のサイド部分を使います。さらにサイドも一箇所縦にカット。
ガラス鉢に花を生けて、カゴの輪を置くだけです。お花はsp菊、ホトトギス、唐辛子、アイビー。

使わないカゴのない方は・・・

花留めをいける できあがり2
オダマキの葉と唐辛子。枝ものなどを先にいけて、花留めの代わりにします。紅葉しているものが旬です。葉はもみじやイチョウ、実はサンキライや野ぶどう、ヒペリカムなどもトライしたい。
小菊を間に入れて。ほんの数輪いけるのがポイント。後ろは木の枝を編んだすだれです。もちろん本当のすだれでも代用できます。これだけでもしっかり”里の秋”。

カゴも、すだれもない方は・・・

小鉢を準備 コットンをフワフワと アクセントにビーズを
シンプルなガラスの小鉢。今回はスペインガラス。丈夫なのです。 まわりにふわーっとコットンを巻きます。写真のコットンは薬箱の中の脱脂綿。薄く伸ばしてふわふわと絡めます。あればフェザーを間に入れても素敵! 画像ではわかりにくいですが、すこしずつピンクのビーズを散らしました。乗せているだけなので、再利用O.K.。
きらきらときれいなのです。スパンコールなどでも。

できあがり3
ヒイラギ南天の葉とビバーナム、白バラをいけて。シルバーの飾りはピック状のものいくつかに分けてあしらいました。ガラス鉢のなかにも入れて。一足早くクリスマス気分。


今回の花花ルームいかがだったでしょうか?
なんやかんやという間に、秋になってしまいました。読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋・・・
私は20歳のときから、趣味で(全くの趣味で)ピアノを習っています。
もう十数年習っているのですが、結果はとほほ・・・です。
今弾いているのは”月の光”(ドビュッシー作曲)。CMなどにも使われ、誰でも耳にしたことがあるような曲ですが、うちのものは誰も気づいてくれません。(悲しい)
秋になるとピアノの音って、とても透明感がでてくるような気がします。
ぴりり、と澄んだ空気がそう思わせるのでしょうか。
皆様はどんな秋を過ごしていらっしゃるのでしょう?
お風邪などひかれませんよう・・・
ではまた次回もご覧くださいね。

追伸;以前お稽古で”ガラス鉢にお花をいけよう”と思い、生徒さんたちに”そうめん鉢のような鉢を     持ってきて”と伝えたのですが、だぁれも持って来ませんでした。生徒さんたちいわく、”そうめ    ん鉢が家にありませんでした。”とのこと。今どきそうめん鉢はないですよ・・・ともいわれ・・・     みんなこの夏何でそうめんを食べたのか、とても疑問なのでした。